人生

三つ目で見つめているらしい

推しを追いかけて海を渡った

おはようございます。

3月29日の21時に羽田を発ち、7時間のフライトを経て、3月29日の朝9時にホノルルに到着した。時差って何度海外旅行しても不思議だなと思う。3月29日をもう1度やっていきましょう。

ホノルルのダニエル・K・イノウエ空港

1日目

この日は午後から撮影会とライブがあったので、午前中は観光の予定。とりあえず空港から送迎バスでホテルへ行き、荷物を預け、チェックインまでの時間でカカアコ〜チャイナタウン付近を散策することにした。
カカアコはウォールアートで一躍有名になった地区で、SALTというなんかおしゃれな複合施設があり、LONOHANAというチョコレート屋さんに行った。4枚の板チョコを買って$70くらいした気がするが、円に換算してはいけない。日本に帰ってから食べたがかなり美味しくてすでにもう食べ切った。(写真すらないね)
カカアコ〜ダウンタウン〜チャイナタウン周辺は治安が悪いことが有名で、最近でもカカアコの公園で日本人が暴行されるといった事件があり、現地の人は寄り付かない場所らしい。どうしても行きたい場合は平日の昼間がまだマシらしく、それでもできるだけ早く切り上げたほうが良いかなという気持ちで、さっさとチャイナタウンへ移動した。

SALTとカカアコの風景

チャイナタウンではSing Cheong Yuan Bakeryという点心?のお店と、Wing Ice Creamというアイスクリーム屋さんに行った。点心のお店は有名なお店で大行列だったが、確かに行列も頷けるおいしさだったし、アイスクリーム屋さんはPlant-basedのアイスをちゃんと教えてくれて安心して食べられたし、味もピカイチだった。これから推しに会うというのに食べてばっかりである。

チャイナタウンの色々

早々に切り上げてホテルに戻りチェックインをし、身支度を整え、会場のHawaii Convention Centerへ向かった。付近のバス停で降り会場へ向かうと、もう午後だというのに入場するのに行列ができており、すごい人気のイベントなんだ〜と嬉しくなった。何も検査されない荷物検査を終え入場すると、1階のエリアの入口すぐにFAKESTARのブースがあり、よくわからないが物販がありそうなので購入する。アメリカ限定のTシャツが2種類売っており、とりあえず買うが、アメリカ値段で泣きそうになる。

撮影会は15時からの予定だったが、メンバーが出てきたのが15時半頃で謎が多かったが、とりあえず会えたのでテンションが上がる。が、ここで撮影会って何をどうすれば撮れるんですか?状態になり、イングリッシュマスターの私がスタッフに聞きに行くと、どうやらチケットを買わないといけないらしく、その価格が驚愕の値段すぎて

え!?!??$○○!?(英語)

と思わず聞き返してしまった。しかもグルショよりツーショの値段が高く、なんだか日本的な価値観だなと思った記憶がある。高すぎて泣きそうになったが(2度目)、せっかく来たのに買わない選択肢はなかったので、購入。手書きでチケットの裏にツーショかグルショか書かれ、いざ撮影ブースへ。推しはハワイにいる人の中で1番かっこよかったし、世界中どこを探しても推しよりかっこいい人には出会えないなーと思った。機嫌が良かったのと、参加者が少なく暇そうにしてたので結局撮影券を追加するなどして、一生この空間にいたいな〜3月29日をループしたいな〜と思っていたが、朝から動きっぱなしでさすがに疲れたので、アラモアナに休憩をするため一旦離れることに。(名残惜し、、、)

アラモアナで激甘スムージを飲みながら休憩している内に、気が付くとライブの時間が近づいていた。早めに並ぶために1時間前ぐらいにライブ会場に着くと、ちょうど前のグループの入場が開始していた。スタッフのお姉さん(マリオコスプレ)に、どこで待てばいいのー?と聞いたら、このタイミングで入っちゃって前のグループが終わったらそのまま中で移動していいよ!的なことを言われたので、なるほどね〜!と素直に言う通り会場に入り、前のグループのライブから見ることになった。総入れ替え制なのかわからんけど、どうにかなるやろとこの時は思っていた。2列目ぐらいにいた方が最前にスッと入れるだろうと、既に疲れ切っているのにスタンディングで1時間ライブを見た後、よし!最前行くぞー!と意気揚々としていたところ、遂に大きな誤算が姿を見せた。誰も動かないのである。そうか、ここで盛り上がっている人たちは特定のグループのオタクではなく、年1しかないアニソンアーティストのライブ全部を楽しみに来ているのか。なるほどな、と思いつつ、いやこちらも高い渡航費払ってきてますので!と強い気持ちで最前に入れて頂き無事ライブを楽しむことができた。

ヤッター!でもこの花道必要?

ライブ前ノリノリの私と、謎の花道

ライブ終了!!!超楽しかった!!!

セトリ→ SIN、Never going back、FAITH、FLY、Go!!!、めざせポケモンマスター、Fight It Out、Paranoid、RISE、Bring Back
1時間がっつりのライブで、RISEをはじめアガるアニタイ曲たくさんだったし、カバーやると思ってなかったのに聴けたし、何より久しぶりにパフォーマンスしてる推しを見られたのが嬉しくて嬉しくてかっこよくて最高で、本当に幸せな時間だった!パフォーマンスももちろんだけど、MCも日本と同じぐらいちゃんと面白くて、言語の壁を超えて応援されてるのがわかってすごく嬉しかったな。ラブパワーどーん!

みんなかっこよかった

2日目

隣の部屋が深夜の2時ぐらいまでどんちゃん騒ぎしていて、しかもドアで行き来できるタイプの部屋で遮音性が無さすぎて、フロントに電話して警備員呼んでもらったり色々してたけど全然静かにならなくて、限界を迎えていた朝でした。この日は4時半起きでダイヤモンドヘッド登りに行く予定を立ててたので、死にかけの身体を頑張って動かして登る。途中で日が出当たり始めて汗かきながら最後登りきって見た景色がこちら。

虹です

良いタイミングで見れたので嬉しかった。思い返すと、小学生の時にリンカーン記念堂の塔にちょうどアーチがかかるように虹を見たことがあり、子ども心に感動した覚えがある。虹のことめちゃめちゃ好きなわけではないけど、なんだか素敵な気持ちになった。

下山したら土曜限定のファーマーズマーケットを散策。ベジのホットドッグ屋さんがあり、めちゃめちゃ美味しくて感動する。日本にもこのレベルのお店ができてほしい。

良い賑わい、美味しいごはん

11時からパネル(質問コーナー的なイベント)があるので、その足で2日目もHawaii Convention Centerに向かう。おそらくKawaiiKonの主催側と思われるバイリンガルの司会の方が質問する形で進行していったのだが、グループ側にも通訳の方がいて、2回通訳を挟むという謎状況が起こっており面白かった。ファンが質問できるコーナーもあり、普段会えない現地のファンの方は嬉しいだろうなと思った。

手が長くてすごく良い

パネルが終わってすぐにサイン会があり、無料で1人2アイテムまでサインを書いてもらえるシステムだった。名前も入れてもらえるので、正直に本名を明かしたら、メンバーに「え、誰?」って聞かれてまあまあウケた。私だよ。(かわいい名前でごめん)

また午後に撮影会があるので、大急ぎでホテルに戻り、汗だくだったので身支度を整え、また会場に向かった。何度もバスで行ったり来たりするので乗り放題券にもなるチャージ式のHoloカードというのを使って動き回っていたのだが、途中でカードを落としてしまい、3日分のチャージをしていたのでわりと落ち込む。だが、チャージをクレジットカードでするためにHoloカードのアカウントを作っていたので、新しいカードを購入しアカウントに紐づけると、残高を移せることがわかった。すごい。Holoカード落としてしまった友達がいたら教えてあげてください。

撮影会は前日に、2日目はSINのTシャツで揃えてくると教えてもらってたので、私も同じTシャツを着て撮るなどした。日本だとできないこともハワイのテンションだとできて楽しかった。あと、撮影会は既に2回目なので、グルショ撮ってからツーショ撮る流れができており、グルショ撮った後に何も言ってないのに、該当メンバー以外が自然にスッと後ろに捌けていくのが面白くもあり申し訳なくもあった。そう言えば私はコロナ後にオタクになったため、メンバーの間に入って撮るのも初めてで若干緊張したが、絶対こっちのほうが楽しいと思った。早く日本でも間に入れてほしい、前に座るの変な感じだから。

ポーズ何がいいかなって言ったら某社長にそりゃダイヤモンドヘッドでしょ!と言われた。そうなんだ。

次のアニソンイベント?まで時間があったので、オタクでピザを食べに行った。日本で下調べしている時からここだけは絶対行きたいと思ってたので行けて嬉しかったし、評判通りかなり美味しかった。(悲しかったのが、ドリンクメニューにアルコールがなく持ち込み可というシステムであり、近くの売店?みたいなところに行ってもアルコールがなくて泣きながらお酒を我慢した。よくよく考えてみたらガソリンスタンド併設のお店だったのでそりゃないかとなり、ちょっと面白かった。)

全部植物性!感謝

ピザを食べてハッピーな気持ちの中、最後のイベント楽しむぞーと思っていたら、まさかの最初にちょっと挨拶をして一瞬で捌けてしまい、あとはオタクの皆さんだけでアニメを見ましょうイベントとなることがわかり呆気に取られてしまった。ということで、最後のイベントは3分ほどで終了してしまったので、私が何かの事故で日本に戻れずに他界したら、最後に覚えてるメンバーの顔が「ごめん俺たちもこんな短い出番だとは知らんかった!ごめん」的な表情になることになる。それはあまりにも悲しすぎる。だが、文句を言っても仕方がないので、先程我慢したお酒を飲みに行くことにした。オタクは切り替えが早い。

マイタイバーという、その名の通りマイタイを売りにしているバーに行った。内装はピンクのパラソルで覆われており、ちょうどビーチの見える席に案内してもらえたので、この時点で最高!最高!の気持ちであった。マイタイはラムをベースに様々なリキュールやジュースを組み合わせたトロピカルカクテルらしく、甘くて飲みやすくて美味しかったが、アルコール度数が20〜30ぐらいあるらしく、秒で酔っ払いが完成した。

ビーチを見ながらロイヤルマイタイ

永遠に話し続けていたのにまだ話足りなくて、確か23時近かったのだが2軒目行こうという話になり、オープンなクラブ?的なところに突撃した。ビール1杯で帰ろうねの約束をしてまた色々話していたら、謎のハワイ人Tonyが現れ、ビールをもう1杯奢ってくれた(Tonyの話は絶対長くなるので割愛)さらに、謎のメンチ切りダンサーが現れ、様々な客、Tony、そして警備員にまでもメンチを切りながらダンスバトルを仕掛けていった。メンチを切りながらダンスバトルを仕掛けているだけなので実害はなさそうだったし、仕掛けられた警備員も笑ってしまっていたり見てる方はかなり面白かったのだが、誰かが呼んだのか、警察が来て連れて行かれた。1時ぐらいに解散。みんな無事にホテル戻れてよかった。

陽気な夜 思い出して一生笑える

3日目

昨日の醜態を思い出して泣きそうになってる朝、普通に起きれなくて旅程より1時間ぐらい後倒しにすることになった。この日は、昼過ぎには空港に着かないといけないので、午前中はまるまる観光に使うことに。カイルアタウン方面へ出発して、天国の海と呼ばれるラニカイビーチへ向かった。

カラカウア通りからラニカイビーチへはバスをまあまあ長く乗ってさらに乗り換えて行かなければならない。途中で運転手がちょい待ち的なことを言ってバスから降りて行き、10分強戻ってこなかった時は少し焦ったが無事にラニカイビーチ近くのバス停に到着した。

道中の景気も良い感じ

バス停から道沿いに10分ぐらい歩くとぽつぽつとラニカイビーチの小道が見られるようになってきた。ラニカイビーチは11本の小道を通って行くことができ、それぞれに違った良さがあるらしい。あまり考えずに私たちが通ったのは4番のMokumanuという小道。どうも11本の中で1番足場が悪く草木が生い茂るワイルドな道だったらしいが、私はわくわく感があって結構好きだった。ラニカイビーチは隣のカイルアビーチと違って、地元の人がのんびりと過ごしている感じで人も少なく、素晴らしい景色の中、心が落ち着いていくのが感じられた。次ハワイに行く際は11本の小道全部制覇したい。

犬が楽しそう

そんなこんなであっという間に空港に向かう時間となり、帰路についた。8時間強のフライトを終え羽田に降りると、4月1日の夜であった。消えた4月1日。おかげでエイプリルフールのおふざけを見なくて済んだので良かったかもしれない。お疲れ様でした。

ハワイから帰ってきて

2日目の夜、半袖短パンで雨に濡れながらはしゃいでいたら、風邪を引いた。見事にフラグを回収してしまい恥ずかしい。数日後には大阪に行かなければならないので死ぬ気で治したら、わりとすぐに元気になった。ご迷惑おかけしました。

正直なところ、4月26日現在でもハワイ現場を引きずっているくらい楽しかったので、大阪公演は屍のように過ごしたのだが、「ふたつのことば」のリリイベも始まったり、ハワイのVLOGがあがったりと、そろそろ次の現場に目線を合わせないとという気持ちになり、忘れないうちに記録に残そうとこれを書いている。リリイベでメンバーとハワイの思い出話をすることができて、楽しかった気持ちが新鮮に蘇り、改めてハワイに行ってよかったと常々感じている。ヒプステ前はハワイのことに言及することも少なく少し寂しい気持ちで過ごしていたが、無事に帰国し、大阪公演も終わり、やっとハワイの話も話題にできるようになり、ハワイを通してゆきくんのことをもっと好きになれたと実感できた。

来てくれてありがとうと言ってくれるけど、こちらこそ連れて来てくれてありがとう。

これからもMADKIDとゆきくんのことを末永く応援できますように。