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推しを追いかけて海を渡るまで

ハワイ

エメラルドグリーンの海！

サラサラの砂浜！

どこまでも広がる青い空！

3月31日のラニカイビーチ。人がいない。

Twitterで騒いでいたので知ってる人も多いと思うが、3月31日～4月1日の期間で、弾丸ハワイ旅行に行ってきた。

なぜこれ程ハワイの物価の高さが話題になっている時にわざわざハワイに行ったかというと、紛れもない推しのライブが急遽1ヶ月ほど前に発表されてしまったからである。今回は2024年に入ってからハワイに行くまでの紆余曲折をひたすら書き記していこうと思う。（多分半分以上ヒプステの話になりそうだよね）

ヒプステ該当になる

突然ハワイでのライブが発表されたのは2月12日だった。2月というとピンと来る人もいると思うが、そう、ヒプステ待機期間である。忘れもしない1月5日のCUTUPでの大新年会、なぜか新年早々病んでいた私は、なぜか推しに好きじゃないしなどと思ってもないことを言って、自責の念で押しつぶされながらセンター街をふらついてる時に信じがたい発表を目にする。

推しのヒプステ出演が決まった。

10年近くテニス一筋できていた私は、ヒプステは有名俳優たくさん！とにかく人気！というイメージだけを持っており、

ヒプステに出たら人気が出て、遠い人になってしまう、今みたいに会えなくなるのでは？会えなくなったら推す意味とはーーーー！？！？泣泣泣

発表を目にしてからコンマ3秒でこの考えに至り、宇田川町の交番前の柵でめちゃめちゃ落ち込んで降りる降りると喚き出すはめになる。（ちなみに、推しのコメントの次に元推しのコメントを見つけ、共演で私信ってあるんだ〜？と一瞬だけ機嫌が良くなった。）

翌日になり、とりあえず諸々の確保に動き出した。テニスの感覚でチケットの協力等頼もうとしたところ、先人から、ヒプステは本確が厳しく顔写真の登録が必要である、しかしチケプラというリセールシステムがありギリギリまで買える等々教えて頂き（感謝）、早速教えに則り、ヒプステFCに入会し最速先行でチケットを申し込んだ。大阪のホテルの予約は降りると喚きながら発表後即やっていたらしい。怖い。

ひたすら病み続けた1月

降りるつもりは更々なくなっていたものの、やはりヒプステに出てほしくなかった（これは今もだが）私は、ひたすら病み続けてて1月を過ごす。

深夜のラジオでお便りを読まれ、パーソナリティの方に愛に溢れたお便りですね的なことを言われ、ちょっと照れる。2月のスケジュールがスカスカ且つプレ禁が発表され、病む。限度額の存在を忘れ、最速先行でほぼ全落ちし、病む。クロストークが発表され、ハマの人気にビビり、病む。ラジオで、けんとあいときーくんのトークが面白くて、かなりハマる。男前フェスで謎の立ち位置が発生し病むが、金爆が楽しくて元気になる。FNFでシクスライを見て、ふろばに会いたくなり、病む。

このように情緒の乱高下と付き合いながら1月をやり過ごし、それから特に現場もなく、ぼーっとしていたところに、来たる 2月12日！ついにハワイのライブが発表された。

ハワイ行きを決意する

去年のアメリカ本土のライブが楽しそうで、次に海外現場あったら行きたいと思っていたため、速攻で航空券などを調べ出す。金銭面も日程面もクリアしていたため行く気満々であったが、ここに来て別の問題にぶち当たる。

一緒に行く人がいない。そうだよね、、、、、

友人からハワイに若い女性が1人で行くとイミグレでかなり色々聞かれる（実際、1人でハワイに渡航した若い女性が売春疑いで入国拒否された事例があった）と聞き、できることなら誰かと一緒に行きたかったが、年度末ということもあり断念する人が多く、中々連れが見つからなかった。そんな中、あまりに誘っても断られすぎて、若干ハワイのモチベが下がっていた頃、奇跡的に友人から声がかかり、ハワイ行きが決定した。2月12日当日の話である。オタクは即断即決である。

こうして、3/3〜3/17東京公演、3/29〜4/1ハワイ、4/5〜4/7大阪公演という、怒涛のスケジュールをこなすことになった。

推しも同じ動きなんだからと思うことで頑張れた部分はある。

ハワイ行きが決まってからはとんとん拍子に物事が進んで行き、航空券とホテルのパックの予約、とうの昔に期限が切れていたパスポートの更新、ESTAの申請、ダイヤモンドヘッドの予約など、同行者が海外旅行初ということで、私が事前準備を率先して担当した。同行者はレスポンスが早く、スピーディーに準備が進んでいき、ストレスがなくそれが個人的にかなり助かった。Googleマップで行きたい場所のリストを共有し、レストランや目的地を決め、旅程表の作成に乗り出そうと言う時に、また新たな壁にぶち当たった。

スケジュール発表が遅い問題

推しの出演時間をもとに空き時間で可能な限り観光などをねじ込みたかったため、早くスケジュールを出してほしかったのもあるが、早く知りたかった1番の理由は他にある。これは完全に私のミスであるが、時差で帰国が+1日になるのを忘れており、帰りの航空券をイベント最終日に参加するのが難しい時間に取ってしまっていたのである。気づいた時にはキャンセル不可で、とにかく最終日に出演がないことが保証されてほしく、関係各所にお問い合わせをした。

昨年の同イベントのスケジュール発表日が1週間前だったので今年も同じぐらいに出るのだろうと察しがついていたが、あと1ヶ月ほど生き地獄の時間を味わうのが辛く、早く楽にしてほしかった。ちなみに推しに「日曜日出ないよね！？」と聞いたら「日曜日って何？」と返答が来た。（なるほどSUNDAYじゃねーの）結局、当たり前だが、フライングで発表はなく、1週間前にスケジュールが発表され、推しの最終日の出演はなく安堵したのであった。

が、安心は束の間。その後情報の後出しに加えてまともなアナウンスもないことでかなり苛つくことになる。順番に経緯を書いていくと、まず2月23日にKawaiiKon公式からざっくりとしたタイムテーブルが公開された。これにより、初日の夜にライブで、2日目にパネルとアニメとのコラボイベントがあることがわかった。今までの海外イベだとサイン会等あったので、思ったより少ないなと思った覚えがある。

KawaiiKon公式から2月23日に発表されたタイムテーブル

発表と同時期にKawaiiKon公式から、Guidebookというアプリをインストールして最新情報を手に入れてね、的なアナウンスが出た。アプリをインストールし、グループ名で検索をかけると、なんと発表されていない情報が出てきた。完全に油断していた。てっきりタイムテーブルの3イベントしかないと思っていたので、サイン会がある嬉しさより、

え！？もう旅程組んだんだけど？

情報の管理いったいどうなってるの？

とイライラが募ることになった。ちなみにこの情報を知った時点で、グループの公式からは何もアナウンスがなく、キレ散らかしている様子が当時のツイートからもわかる。

アプリでグループ名で検索すると、知らないイベント情報が出てきた。

この私のイライラ投稿を見てくれたからなのかわからないが、この日の夜にグループ公式がついにアナウンスをしてくれる。それが次のツイートである。

また知らん情報あるんだけど！！！？

一連の発表の流れを見て、結局のところ、KawaiiKon公式の主催イベント（ライブやパネル）とFAKESTARというエージェント会社の主催イベント（サイン会や撮影会）があり、それぞれで情報の出るタイミングが違ったことでこのような情報の後出しと取られる状況が発生したのである。にしても、FAKESTARの公式のイベントのアナウンスが3月29日で当日はさすがに良くないよね？

日本でもタイテがそれこそ前日等かなりギリギリに出るイベントもあるし、1週間前の発表というのは早くはないが遅くもないのかもしれないが、海外から旅行を兼ねて向かう人にとっては結構ギリギリに感じられた。しかし、これについてはどうしようもないので、海外の現場はそういうものだと割り切って次回は余裕を持った旅程を組みたいと思う。

ヒプステが始まる

このような感じでハワイに向けて色々動いてる中、2/16にヒプステの発券が始まった。前述の通り最速先行でほぼ全落ちしたため、ほとんどのチケットをキャスト先行で手に入れた結果、毎日同じような席に座ることになり一瞬絶望したが、埋もれに座るより段差列センブロの方が好きなこともあり、結果オーライとも言える状況になった。とりあえず良かった。あと、友人が神引きしてくれました。感謝。

しかし、この日からがまたある意味で地獄であった。発券開始と同時にチケプラでの出品も始まり、持っていなかった日のチケットなどを応募するが、全然当たらない。座席ロンダリングのために出品と購入を繰り返す座席ガチャなどが行われていると耳にしていたため、もっとチケットが回るのかと思っていたが、意外にも当たらず拍子抜けした。チケプラの有料会員のグレードが低いこともあるのだろうが、チケットを持っていない日があると普通に焦るので、毎日12時すぎに当選のメールが来るのを今か今かとスマホを握りしめて待つ毎日であった。

そうこうしている内に、3月になりヒプステが始まった。色々あり初日と2日目に行けないことが確定し、病んで行くのやめようかな〜などと思うが、立ち直り、3日目から毎日通うようになる。ヒプステの感想を書き出すとまた長くなるので省略するが、あれほど1月に降りると喚いていたにもかかわらず、蓋を開けてみたら、わりと普通に楽しんで通えた。心配かけた皆さんその節は申し訳ありませんでした。

楽しかったけど、干されて病んだりもして、情緒乱高下通常運転。

1日でこの高低差である。

東京楽が終わり、最終的な感想は、

「幸せでいっぱい」らしく、良かったね。

ついにハワイに向かう

東京楽が終わってから、ハワイに飛ぶまで2週間ないぐらいだったので、気づいたら渡航当日になっていた。日本→ハワイの便は、日本を夜に発ち、同日のハワイの朝に着くというのが基本であり、渡航当日も普通に仕事して羽田に向かった。（職場が品川で最高の1か月だった）

早めに羽田で同行者と待ち合わせしていたが、同行者が降りる駅を乗り過ごし焦ったことでカードを落とすというプチ事件を起こした。旅行前から若干不安になったが、結局ハワイでは何事もなく過ごすことができたので、このプチ事件が厄落としになったのかもしれない。

飛行機が無事離陸し、乾燥を防ぐためにありえない頻度で保湿スプレーをしていたら頭が活性化したのか全く眠れずにハワイに到着してしまった。ちなみに、私はベジタリアンなので機内食を初めてVGMLにしてみたが、不味くもなく美味しくもなく食べられなくはないという感じだった。ただ、味よりも普通食との待遇の差が大きすぎてそれに落ち込んでしまった。

ハワイに着く前の写真がこれしかなかったので載せておく。

ハワイに着いてからは次の記事で。やっぱり半分はヒプステの話だった。終わり。